思うことはいつも

生活していて感じたことや触れたもの

今週気づいたこと その2

7/7。七夕なのでChappieの『七夕の夜、君に会いたい』を聴きながらこの日記を書いている。とんでもなく豪華なメンバーが参加してるChappieのアルバムだけど、森高千里の声の存在感は圧倒的だ。


家に帰ったら、コジコジのおりひめとひこぼしの回を読もう。

「あの人が来ようが来まいが待つよ
今年も来年もずーっと待ってるよ
何万年も愛し合ってたんだから
ハンパじゃないんだからね...」
というおりひめの台詞、ラストの『みんなげんき コジコジ』という願い。名作だ。


土曜日には、シソンヌの単独ライブ[huit]を見に行った。
まだ続いてるのでネタバレになるようなことは言えないのだけど、コントへのテーマの持たせ方がやはりとても素晴らしい。OPコントから幕間映像まで通底するテーマが、最後のネタでは核心に迫って語られる。
そんなある種哲学的で社会的な作品を、キャラクターや台詞の造形で''コント''としか呼べないものにしてしまうのが恐ろしい。

 

テレビ朝日の太田松之丞を見たのだけど、もう面白いを通り越してる愛おしかった。2人の関係性は最高にキュートだ。もうお題とか無しに永遠にフリートークしていてほしい。

永野のモチが喉に詰まった新沼謙治は最高に面白いですね。いや、永野はいつだって最高に面白いのだけれど。ネタパレの時は森進一だったけど、どういう計算でそこを変更しているのだろう。

テレビ千鳥はもはや安定の面白さなのだけど、きたもとがえらく気に入って、録画を3回くらい見ていた。


あとは、ドキュメント72時間に久々にとてもグッときてしまった。
街の中に変わらずあり続ける場所と、その中で流れていく人と人。何でもない場所に透けて見えるドラマ、みたいな回に弱い。
映像の質感も何だかいつもと違った気がした。


あまりにジメジメしているので、夏を取り戻すべく、せめてもの抵抗でCaro Kissaの『熱中症』や朝日美穂の『夏のトレモロ』をよく聴いていた。朝日美穂の『夏のトレモロ』は油断すると一生聴いてしまうから大変だ。

今週発表された中村佳穂の『LINDY』もよく聴いていた。明らかに次のステージのドアを開けたと思うのだけど、そのドアがどこにつながってるのかわからない不思議な感覚。


シャムキャッツの12月のSTUDIO COASTのライブに申し込んだ。
4月のVIRGIN GRAFFITIツアーが本当に素晴らしかったので、今から本当に楽しみでしょうがないです。
このインタビューもとてもよかった。
https://bamp.is/interview/ishizaki01.html

居心地の悪さを感じながら、わかりやすいカウンターにならないっていうのは、結局自分たちはめちゃくちゃ日本っぽいバンドだなと思ってるところでもあって。わかりやすい音楽性を示すんじゃなくて、そういう気持ちを持ちつつ、生活に近いところから攻めるっていうのは、すごく日本っぽいと思う。

日本っぽいというとなんだかドメスティックな気がしてしまうけど、やっぱりシャムキャッツのそのさりげなさがとっても大好きなのだ。疲れた時に聴く逃亡前夜は本当に涙腺が緩んでしまう。日本における逃亡の音楽の名作といえば、スピッツの『名前をつけてやる』で、とても大好きな作品なのだけど、シャムキャッツの『VIRGIN GRAFFITI』はもっと地に足がついた現実的な逃避な感じがして、今の僕にはそっちの方がリアルに感じられたりする。


今一番ハマってるあるあるは、「真昼の川、想像以上に眩しい」です。